キャディバッグ(ゴルフバッグ)の種類と特徴|おすすめの簡単な選び方

キャディバッグの種類と選び方をご紹介します
キャディバッグ(ゴルフバッグ)とは、ゴルフクラブだけを収納するものではなく、ボールなどのゴルフ用品や突然の雨などに備えてウインドブレーカーや着替え日焼け止めなどプレーする際に必要な物を収納するバッグの事です。

キャディバッグは、ゴルファーの用途に合わせてさまざまな大きさやデザインのものが売られています。

そこで、さまざまなキャディバッグを使用してきた私が、キャディバッグの種類と特徴を使ってみた感想と共にご紹介したいと思います

キャディバックの種類と特徴

キャディバッグは、大きく分けてカートバッグスタンドバッグの2種類に分けることが出来ます。

カートバッグは、プロゴルファーなどが使用している一般的なタイプで、そのまま立てて使用するバッグの事です。

スタンドバッグは、学生ゴルファーなどが自分でキャディバッグを担いでラウンドする時に多く使用されているバッグの事で、非常に軽く出来ていて置くときに脚が出てくるのが特徴的なバッグです。

一般的に使用されているカートバッグの大きな違いは「大きさ」「収納量」「重さ」の違いです。

キャディバッグの種類と特徴をまずはご説明します。

プロモデル(ツアーモデル)のキャディバッグの特徴

ツアーモデル キャディーバッグ
ツアーモデルのキャディバッグの特徴は、なんといってもツアーで戦うプロゴルファーの為に、貴重品を入れるポケットや傘をしまうアンブレラポケットなど収納スペースが多いことです。

前面にはボールを2ダースまるごと収納できるポケット付き。またペットボトルの飲み物を保温、保冷するポケットも付いています。
大きさはさまざまですが、だいたい9.5インチで重量は約6kgにもなります。

重量が6㎏と言うと、2リットルのペットボトルが3本の重さです。

ゴルフクラブの総重量が14本で5㎏~6㎏だとすると11~12㎏にもなります。

見た目はカッコいいですがとっても重いし、とっても大きいです。

【使用してみた感想】
ゴルフを始めたての頃にカッコいいと思いツアーモデルのキャディバッグを使用していたのですが、とにかく大きいし重いし他人からはゴルフが上手い人だと勘違いされたりしました。
特に相乗りさせてもらう時などは、重たい事や大きくて邪魔な事から「プロみたいだね~」とか「スポンサーでも付いたの!?」なんて嫌味を言われることも有りました。
チェックマーク相乗りしないでゴルフ場に行く方なら問題ありませんが、上司や先輩などと相乗りでゴルフに行く機会のある方にはおすすめ出来ないキャディバッグです。

 

大容量カートバッグの特徴

アマチュアゴルファーも使用している大容量キャディバッグ

大容量モデル大容量のキャディーバッグの特徴は、収納スペースの多さです。

バッグの背面にはゴルフシューズを1足収納できるスペースまであります。

またツアーモデルと同様に前面にはゴルフボールが2ダース。

またゴルフキャップの収納、貴重品の収納スペースまであります。

大きさは9インチ。

重さはツアーモデルよりも2㎏ちょっと軽い3.6㎏です。

収納が多いわりに軽く出来ていますが、それでも少し大きいです。

【使用してみた感想】
大容量のカートバッグは収納も多く、プロモデルよりの軽いので使い勝手は非常に良いです。
カッコ良いモデルも多く、セダン車で相乗りしてもキャディバッグがぎりぎり4本乗る大きさです。
しかし、着替えなどのバッグをトランクに4つ乗せる事が厳しくなってしまうので、セダン車で相乗りさせてもらう際には避けた方が良いモデルです。
また同じモデルを使っている方と同じゴルフ場でバッティングしてしまうケースも多く、キャディバッグを間違えて持って行かれたなんて話も聞いたことがあります。

 

コンパクトモデルのキャディバッグの特徴

多くのゴルファーが使用しているコンパクトモデル

コンパクトモデル

多くのゴルファーが使っているキャディバッグが外観がレザーやポリエステル出来たこのようなコンパクトモデルです。

こちらのモデルはコンパクトと言いながらも、前面にボール2ダース、グローブをしまうポケット、背面にはゴルフシューズを収納できるポケットまであります。

大きさは8.5インチで、重さは2.8kgとツアーモデルのキャディバッグと比べたら、約半分の重さになっています。

【使用してみた感想】
ゴルフ初心者の方におすすめなのが『コンパクトモデル』です。
コンパクトモデルだから収納が少ないと思われがちですが、ポケットの多いモデルを選べば「ボール1ダース」「レインウェア」「虫よけスプレー」「その他着替え」など十分対応できる収納力です。
上司や先輩などと相乗りさせてもらう際にも、迷惑がかからないので変に気を遣う事がありません。
価格も2万円も有れば色々と選べるので、お財布にもやさしいモデルです。
ゴルフ旅行などに行く際も、強度がありますので空港で多少雑に扱われても壊れる心配が少ないです。

 

スタンドキャディバッグの特徴

自分で担いでプレー出来るスタンドキャディバッグ

スタンドバッグスタンドキャディバッグの特徴は、何といっても軽くできているため担いでプレーしやすい事です。

カートタイプと違い、背中で担ぎやすいようにストラップが2つに分かれています。

バッグを立てる時には2本の脚が出てきて、多少足場が悪くてもバッグを立たせて置く事が出来ます。

前面にはボールを1ダースしまえる収納や貴重品ポケット、ペットボトルの保温保冷ポケットも付いています。

大きさは8.5インチで重さは3kg。
さらに軽く小さい小型モデルも有ります。

練習場によく行く方や学生ゴルファーに人気があります。

【使用してみた感想】
メリットとしては、今現在も使用しているのですが、非常に軽くて持ち運びには非常に便利です。
サイズ的にはカートバッグより少し小さいのですが、立てかける時にはスタンド(脚)が出てくれるので安定感は抜群ですし、使用している方も多くはないので、ゴルフ場で他の方とかぶる事が無いのですぐに見つけることが出来ます。
また、スタンドバッグを使用する多くのゴルファーは、フードを使用しないのでゴルフが上手い人に見えますし、慣れた感じが演出できます。デメリットとしては軽くできているため強度が弱く、カートに積む際にベルトをきつく縛るとつぶれやすく、クラブの出し入れの際に引っかかる事があります。
また、カートに安定して乗せにくいので、キャディさんからの評判があまりよくないらしいです。(知り合いのキャディさんに聞いた話です)

非常に軽くてカッコイイモデルも沢山あるため、個人的には1度は使用してほしいキャディバッグです。
一度使うと便利すぎて、他のキャディバッグを選ばなくなってしまうかもしれません!

スタンド式キャディバッグのマル秘情報

チェックマーク私はスタンド式のキャディバッグが大好きで何個も購入していますが、メーカーによっては脚の部分の作りが悪くすぐに壊れてしまうモデルも有りました。

メーカー名(〇ーラーメ〇ド)は言えませんが、2つ購入して2つとも足の部分が壊れてしまいました。(笑)

今現在はキャロウェイのスタンドキャディを使用していますが、キャロウェイは全然壊れる気配がありません。(スリクソンとタイトリストも知り合いの方が使用しているので丈夫だと思われます)

なのでスタンド式のキャディバッグを購入する時は、足の部分の強度に注意して選んでみて下さい。

キャディバッグのおすすめの選び方

キャディバッグ(ゴルフバッグ)の種類をご紹介してきましたが、次は選び方を紹介したいと思います。

私がおすすめするキャディバッグの選び方は、ラウンドするスタイルとゴルフ場への行き方で選ぶ方法です。

ラウンドのスタイルで選ぶ方法

ラウンドのスタイルは人さまざまです。

  • 手引きカートで河川敷やショートコースのラウンドが多い方
  • いつでも乗用カートでラウンドする方
  • 旅行先でのラウンドが多い方

などなど。

それぞれのスタイルに適したキャディバッグを選ばないと、重すぎて使い勝手が悪かったり、バッグが収納でパツパツになってしまったりしてしまいます。

一般的な電動カートでラウンドする方

大容量カートバック、スタンドバック両方おすすめです。

手引きカートでのラウンドが多い方

コンパクトモデルのカートバッグ、スタンドバッグがおすすめです。

自分で担いで歩きでのラウンドが多い方

スタンドバックがおすすめです。

キャディ付きの歩きのラウンドが多い方

全てのカートバック、スタンドバックがおすすめです。
*キャディ付きの歩きのラウンドの場合、手荷物などを置く場所が少ししかない為、前面の収納が多いモデルがおすすめです。

ゴルフ場への行き方でキャディバッグを選ぶ方法

ゴルフ場への行き方によってもキャディバッグの選び方は変わってきます。

相乗りで車に乗せてもらう事が多い方がプロモデルを選んでしまうと、1人でスペースを取ってしまい、セダンやトランクの狭い車だと4人分のキャディバッグを載せる事が困難になってしまいます。

車で一人でゴルフ場に行くことが多い方

どんなモデルを選んでも大丈夫です。

車で相乗りが多い方

コンパクトモデルのカートバッグ、スタンドバッグ。

電車でゴルフ場に行くことが多い方

コンパクトモデルのカートバッグがおすすめです。

宅急便でクラブを送ってゴルフ場に行くことが多い方

軽量で壊れにくいコンパクトモデルのカートバッグがおすすめです。

宅急便や飛行機を良くご利用される方へ

宅急便や飛行機ではゴルフバック(キャディバック)の扱い方が雑な事が多いと言われているので、クラブを守るためにもしっかりしたタイプのカートバックがおすすめです。

しかし重量が重すぎると宅急便の利用料金が高くなったり、重量オーバーでの飛行機での追加料金がかかる場合があるので注意が必要です。

チェックマーク 宅急便や飛行機をよく利用する方におすすめなのが【トラベルカバー】です。トラベルカバー

トラベルカバーとはキャディバックの上からかぶせて、汚れや破損を防ぐための物で安い物だと¥5,000円位から購入することが出来ます。

ソフトカバーの素材はポリエステルで出来ているので、使用しない時は小さく折りたためるので場所も取りません。

頻繁に海外へ行く方はハードケースやカバーの底にローラーが付いたナイロン製の物を使用する方もいます。

トラベルカバー(楽天市場)

その他のキャディバッグ(ゴルフバッグ)

グリーン周りで便利なセルフスタンドキャリー

セルフスタンドキャリー使用しているゴルファーを見た事が無い方も多いのではないでしょうか?

セルフプレーが中心のゴルフ場で使用されている事が多い、グリーン周り専用のキャリーバックです。

プレー中は、カートやキャディバッグにバッグの上部に見えるハンドルを引っ掛けておいて、グリーン周りになったら使用するバッグです。

主にアプローチウェッジ、サンドウェッジ、パターを入れてグリーン周りになったら自分で運びながらプレーします。

収納本数は4本から6本。フードも付いています。

グリーン周りでクラブを忘れがちな方に人気があるようです。

使用している方には失礼にあたるかもしれませんが、あまり上手ではない年配の方しか使用しているのを見た事が無いので、若い方やこれからゴルフを始める方にはおすすめしません。
また一部のゴルフ場では、カート後部にある荷物を入れるかごが破損してしまう事から「ここにセルフスタンドキャリーを掛けないで下さい」な~んて注意書きもあるようです。
練習場で使用するクラブケース

クラブケース
練習場などに数本のゴルフクラブを持って行くときに使用するクラブケースです。

収納本数はモデルによて事なりますが4から5本で47インチのクラブまで収納できます。

自転車やバイクなどで担いで練習場に行く方や、重いゴルフバックを毎回持って行くのは面倒と言う方には大変便利です。

価格は安い物で¥2,000円位から販売されています。

キャディバッグ(ゴルフバッグ)の種類と特徴|おすすめの簡単な選び方・まとめ

キャディバッグを選ぶ時は、ラウンドのスタイルとゴルフ場にどのように行くかで選ぶ方法がおすすめです。

収納ポケットの多さなどの機能面はもちろん大事ですが、相乗りでゴルフ場に行くことが多いのにプロモデルは大きすぎて不便ですし、何より一緒に行く人に嫌われてしまう可能性だってあります。

また、私がおすすめするスタンドバッグは練習場によく行く方には便利ですが、カートに乗せると足の部分が邪魔で安定しなかったり、ゴルフ場のクラブ置き場に立てかけて置く場合も不安定などのデメリットもあります、、、。が使い勝手が非常に良いのでおすすめです。

キャディバッグを選ぶ際は、収納が多くてサイズ的に大きくないモデルを選ぶのが失敗しない選び方だと思います。

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