ドライバー購入の際に注意したい事|ロフト表示やスペックには共通の基準がない

クラブのシャフト

ドライバーを購入する際に、まず知っておいてほしい事があります。

それは、ゴルフクラブのスペック表示(カタログ値)には共通の基準がないと言う事です。

いやいや、シャフトの硬さでSとかRとかあるじゃん!?

クラブの長さも45インチとか書いてあるでしょ!

とお思いの方、確かに書いてあります。

しかしそのカタログ値は、あくまでクラブを作ったメーカーの基準値であって、すべてのメーカーに共通するものではないのです。

ゴルフクラブの長さにしても同じことが言えます。

ゴルフクラブの長さが、カタログには45インチと表記されていても、メーカーによってゴルフクラブの長さの測り方が違うので、A社とB社では、長さが0,5インチ近くも違う事もあります。

なぜドライバーはロフト表示とリアルロフトが違うのか

ドライバーのロフト

それは、単純にゴルフクラブを製造する際の個体差と、メーカーがゴルフクラブを売りやすくするためです。

日本人ゴルファーはドライバーのロフト表示で、プレーヤーの実力を判断したり、見栄を張ったりする傾向がある為、メーカーがそのことを逆手にとって、スペック表示をしていると言う事です。

例えば、ロフト表示が12度の非常に良いドライバーが作れたとしましょう。

あなたは買ってみたいですか?

おそらく、試打をしてみることはあっても、とりあえず買ってみるという事にはならないと思います。

なぜならロフト表示が12度だからです。

日本人ゴルファーは、ロフト表示が少ないドライバーは上級者。

ロフト表示が11度とかのドライバーは初心者向け、などと勝手なイメージが出来上がっています。

そこでメーカーは、リアルロフトが12度でも抵抗なく売りやすくする為に、ロフト表示を9度とか10度とかに変えて販売していたりするのです。

実際に良いボールが打てれば、スペックなどは関係ない話なのですが、スペックを気にするゴルファーが多い為、ロフト表示とリアルロフトが違ってしまうのです。

ゴルフクラブを選ぶ際は、試打をすることが失敗しないゴルフクラブの選び方です。

ゴルフクラブを試打してみて自分に合うかどうかの判断方法

試打をする際は、メーカーのスペック値はあくまでも参考にするくらいにして、あなたの使用しているゴルフクラブの重さや長さ、シャフトのしなり具合、ボールの上がりやすさや振りやすさなど自分の感覚や結果を優先して選びましょう。

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